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2024年８月オススメ物件

「リッツカールトン」と「カライ（旧トランプタワー）」
 
今回はハワイのラグジュアリー・ホテルコンドミニアムの代表格である「リッツカールトン」と「カライ（旧トランプタワー）について最新情報をお伝えします。
 
＜両方ホテルコンドの特徴＞
両ホテルは分譲となっていて、各部屋にオーナーがいます。全室にフルキッチンが完備されています。
オーナーはホテルのプログラムに加入することで、部屋をホテルの一室として一日単位から貸し出しすることが可能です。
もしくは、貸し出しをせずに住居用または別荘として所有することもできます。
 
ホテルプログラムに加入すると、オーナーが部屋を利用しない期間、ホテル側が管理を行い、部屋を貸し出してくれます。
このプログラムには収益の税金の支払い手続きなどの事務作業も含まれており、全てをホテル側に任せることができるという利点があります。
リッツカールトンとカライは日本語対応もしており、日本人のオーナーにも安心のサービスを提供しています。
このホテルプログラムではホテルのマーケティング費用などを差し引いた後、大きな収益は期待できないものの、月々の管理費や固定資産税をカバーする収益は見込むことができます。
このプログラムは、年に1～2回しかハワイを訪れない会社員や短期滞在のオーナーに適しています。
 
また、投資目的やドル資産を保有するために購入したオーナーの中には、部屋を長期賃貸に出すことを選ぶ方もいます。
最低1年間の契約から長期賃貸に出すことが可能で、安定した収益を期待でき、また短期賃貸よりも固定資産税額が低く抑えられます。
ただし、この場合は、ホテル運営は不可となり、オーナー自身で管理会社を見つける必要があります。
 
オーナーが住居や別荘として使用する場合、自分好みの家具を配置したり、壁の色を変更するなどのリノベーションが可能です。
なお、ホテルプログラムに加入しなくても、建物内のアメニティ（プール、ジムなど）やホテルのルームサービス、クリーニングサービスなど、ホテル客と同じサービスの利用が可能です。
固定の駐車スペースはありませんが、バレーパーキングが利用可能です。
現在、リッツカールトンでは、住居として利用するオーナーが増加しており、今では全体の46%が住居(別荘含)として登録されています。
まさに、ラグジュアリーホテルに“住む”富裕層が増えていると言えます。
 
＜リッツカールトンとカライの違い＞
カライは海に近く、リッツカールトンよりも立地に優れていますが、プールはやや小さめです。
一方、リッツカールトンは2つのプールがあり、ホテルのプールサイドでゆったりと過ごしたい人にはリッツカールトンが好まれます。
また、リッツカールトンでは、スタジオタイプを含む全室内に洗濯機・乾燥機が完備されていますが、カライのスタジオタイプの部屋には洗濯・乾燥機がないため（１ベッドルーム以上の大きさの部屋には完備）、不便さを感じることがあるかもしれません。
 
＜カライの最近の販売価格変動＞
カライはヒルトングループに変更され、各部屋のインテリアの大規模修繕が予定されています。
ホテルプログラムに加入している部屋では、この修繕を必ず実施しなければならず、その経費がかなり掛かります。
そのため、所有を手放したいと考えるオーナー増え、売り物件が増加しています。
その影響もあり、全体的に販売価格が下がっており、現在スタジオタイプの部屋が329,000ドルから販売されています。
最近では、322,500ドルで売却された部屋もあり、価格がかなり手頃になっています。
 

リッツカールトン 物件概要